リスティング広告とSEOの違いとは?集客するにはどちらがよいか徹底解説
更新日:2022.02.07 公開日:2022.02.06
SEO・コンテンツ

リスティング広告やSEOという言葉を最近よく耳にするようになりました。
どちらも検索エンジンサイトで上位表示をすることが目的ではありますが、両者には明らかな違いがあります。
そこで、今回はリスティング広告とSEOについてそれぞれの違いも含め解説していきます。
- 「リスティング広告とSEOの違いがわからない」
- 「集客を増やしたいがなにをするのが最適かわからない」
といった方々におすすめの内容となっていますので
ぜひ最後までご覧ください。
リスティング広告とは
リスティング広告とは検索連動型広告のことで、検索エンジンの検索結果画面で上部に表示するようにすることをいいます。
リスティング広告を実施するには費用が掛かります。費用はクリック課金制と入札によるオークション制の2つの仕組みによって決定されます。
クリック課金制とは、ユーザーが広告をクリックした場合に費用が発生します。検索結果に表示されただけでは費用は発生せずクリックされた場合のみに発生する費用になります。これはクリック単価(CPC)と呼ばれるものになります。
この、クリック単価を決定するものが入札によるオークションになります。広告主が「キーワード」を入札し、そのキーワードが検索された場合に上位に検索結果が表示されるようになります。しかし、同じキーワードを入札する企業も複数いるため、その企業によりオークションが実施されその結果、何位に広告を表示するかが決定します。
SEOとは
SEOとは、検索エンジン最適化のことで、検索ワードによってGoogleの検索結果画面の上位にサイトが表示されるようにするマーケティング手法の一つです。
Googleアルゴリズムに適したウェブサイト運営を行い、時間をかけてそのサイトの評価を高め、少しづつ上位に表示されるようになるという特徴があります。
SEOは自社で行うか企業に依頼して行ってもらうため、費用は依頼する企業にもよりますが比較的安価で行うことが可能です。
リスティング広告とSEOの違いについて
ここまで、リスティング広告とSEOについて簡単に説明してきました。
両者には主に3つの違いがあるのでそれぞれ解説していきます。
①費用について
リスティング広告では約20〜50万円(月額)が相場となっています。
リスティング広告ではキーワードや配信の時間帯、地域など細かく設定することができるので費用を抑えることができたり、逆に100万円程の費用が掛かる場合もありますが費用事態は自分で設定することができるため目標CPAやコンバージョン数をもとに予算を設定しましょう。
代理店に外注する場合は、広告費のほかに手数料がかかるので注意が必要です。
SEOでは、自社で行うか企業に依頼して行ってもらうかになります。自社で行う分には無料で利用できるツールもあり、ほとんど費用をかけずに行うことができます。しかし、いきなり自社でやることは難しく企業に依頼したいという方も多いと思います。企業に依頼した場合は、10〜50万円が相場となっていますが、SEO対策の内容によって費用が変わってきます。月額固定費用の場合もあれば一括支払いで10万円程度で済む場合もあります。
②即効性について
リスティング広告では、料金を支払うことで必ず上位に表示することができ、すでにウェブサイトをお持ちであれば1〜2日ですぐに配信が可能です。また、管理画面から入札を強めれば5〜10分で反映されすぐに上位表示されます。
SEOは即効性はなく、3か月から半年ほどの中長期的な視点で見ることが必要です。
コンテンツの価値を高めることで徐々に上位に表示されるようになります。
リスティング広告では必ず上位に表示されますがSEOではのちに必ず上位表示されるという確約はありません。
③クリック率について
リスティング広告のクリック率は2〜6%程度が平均といわれています。
SEOでは表示される順位によって変化しますが仮に1位に表示することができたとすると20〜30%にもなります。2位だったとしても15%前後とリスティング広告よりもクリック率が圧倒的に高いことがわかります。
まとめ
リスティング広告とSEOの違いについて理解できましたでしょうか?
集客を増やすためにはどちらの手法も効果は高いです。
そのため、どちらかを選ぶのは難しいと思います。
もちろん目的や商材によってベストな手法が変わってきますので、どちらにすべきかわからないという場合は、ぜひ気軽にお問い合わせください
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