LPはファーストビューで決まる!重要性や要素、設計のコツをわかりやすく解説

lpファーストビュー_アイキャッチ

ランディングページ(LP)の成果が上がらず、「アクセスはあるのに、すぐに離脱されてしまう」といった悩みを抱えていませんか?その原因は、LPの「ファーストビュー」にあるかもしれません。ユーザーがページを訪れて最初のわずか数秒で、その後の成果はほぼ決まってしまうため、この部分の改善が成功への近道です。

この記事では、LPの成果を改善するファーストビューの重要性から、構成に不可欠な要素、そして成果を出すための設計手順とコツまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

目次

LPのファーストビューとは「最初に目に入る画面」

lpファーストビュー_とは

LPのファーストビューとは、ユーザーがページを訪れたとき、スクロールせずに最初に目に入る画面領域のことです。まさに、本の表紙やお店のウィンドウディスプレイのようなもので、中身に興味を持ってもらうための最初の関門と言えるでしょう。

パソコンやスマートフォンなど、見る端末によって表示される範囲は変わりますが、この部分がユーザーに与える第一印象そのものになります。特に近年はスマートフォンからのアクセスが主流のため、小さな画面でも瞬時に価値が伝わる工夫が不可欠です。

ユーザーはファーストビューを数秒見ただけで、自分に必要な情報があるか、この先を読み進める価値があるかを判断します。そのため、ここでいかにユーザーの興味を引きつけられるかが、LP全体の成果を左右する重要な鍵となるのです。

【重要】ファーストビューでLPの成果が決まる理由

lpファーストビュー_理由

では、なぜファーストビューがそれほどまでに重要なのでしょうか。その理由は、ページを訪れたユーザーの行動と深く関わっています。ここでは、ファーストビューがLPの成果を決定づける理由を解説していきます。

ユーザーは3秒で見るか離れるかを決める

Webサイトを訪れたユーザーが、そのページを読み進めるか、それとも離れてしまうかを判断する時間は、わずか3秒だと言われています。

情報があふれる現代では、ユーザーは自分に関係のない情報をすぐに見分けるようになっています。そのため、この短い時間でインパクトを与え、興味を持ってもらう必要があるのです。ここで関心を引かなければ、その後の素晴らしい内容も読まれることはありません。

この「3秒ルール」はLPでも同じで、ユーザーはファーストビューに表示された情報だけで、自分に関係のあるページかどうかを瞬時に判断しているのです。この最初の数秒が、まさに勝負の分かれ目と言えるでしょう。明確で説得力のあるメッセージが、この最初のテストを通過するために不可欠です。

ファーストビューが悪いと6割が離脱する

もしファーストビューが魅力的でなかったり、何を伝えたいのかが分かりにくかったりした場合、どれくらいのユーザーが離れてしまうのでしょうか。

一般的に、LPを訪れた人の約6割以上が、ファーストビューを見ただけでページを閉じてしまうと言われています。

これはせっかく広告費をかけて集めた見込み客の半分以上を、入り口で逃してしまっているのと同じことです。この離脱率を少しでも下げることが、広告の費用対効果を改善する上で非常に重要になります。つまり、ファーストビューの改善は、全体のコンバージョンを高める最も費用対効果の高い施策の一つなのです。どれだけ優れた商品やサービスでも、その魅力が伝わる前にほとんどのユーザーを失ってしまうため、ファーストビューの改善はとても大切になります。

第一印象でCV率が大きく変わる

ファーストビューは、LPの「顔」として第一印象を決定づける大切な部分です。ここでユーザーに良い印象を与え、信頼感や期待感を持ってもらうことができれば、ページを読み進めてもらえる可能性が高まります。

良い第一印象は、その後のコンテンツを読み進めてもらうための重要なきっかけとなります。ここで生まれた興味や関心が、ユーザーを自然とページの下まで導いてくれるのです。その結果、商品やサービスへの理解が深まり、最終的なお申し込みや購入といったコンバージョン(CV)に繋がっていきます。

ポジティブな第一印象は信頼を築き、ユーザーがその後の情報を受け入れやすくします。逆に第一印象が悪ければ、たとえその後の内容が素晴らしくても読んでもらえません。ファーストビューでユーザーの心を掴めるかどうかが、最終的な成果を大きく左右するのです。

LPのファーストビューに必要な3つの要素

lpファーストビュー_要素

成果の出るファーストビューは、主に3つの要素で構成されています。これらの要素がうまく連携し、ユーザーに「これは自分のための情報だ」と感じてもらうことが重要になります。

メインビジュアル(画像や動画)

メインビジュアルとは、ファーストビューで最も大きな面積を占める画像や動画を指します。視覚的にユーザーの注意を引きつけ、商品やサービスの魅力を直感的に伝える役割を担っています。

人は文字よりも先に画像を認識するため、ビジュアルの力は非常に大きいです。ペルソナが共感できる人物の写真や、理想の未来を想像させるような画像を選ぶことがポイントです。例えば、ターゲットとなるユーザーが実際に商品を使っている様子の写真や、サービスの利用メリットがイメージできるイラストなどを用いると効果的です。動画を使えば、さらに多くの情報を短時間で伝えることも可能になります。ビジュアルは、多くの説明をせずとも、商品やサービスの価値を瞬時に伝えるものでなければなりません。

キャッチコピー(伝えるべき強み)

キャッチコピーは、ユーザーの心に響く短い言葉で、商品やサービスが誰のどんな悩みを解決するのかを伝えるための文章です。

メインビジュアルを補い、ユーザーの興味をさらに引きつける役割があります。「満足度98%」のように具体的な数字を入れると、メッセージの信頼性が高まります。業界の専門用語などは避け、誰が読んでもすぐに意味が分かる言葉を選ぶことが重要です。それは、ユーザーの「自分にとってどんなメリットがあるの?」という無言の問いに答えるものでなければなりません。「〇〇で悩んでいませんか?」のように、ユーザーの課題に寄り添ったり、得られるメリットを分かりやすく示したりすることが大切です。

CTA(行動を促すボタン)

CTAとは「Call To Action(コール・トゥ・アクション)」の略で、ユーザーに取ってほしい行動を促すボタンやリンクのことです。

具体的には、「無料で資料請求する」「今すぐ購入する」といった言葉が入ったボタンがこれにあたります。ボタンの文言も重要で、「登録する」よりも「無料で試してみる」の方が、ユーザーにとって行動のハードルが下がります。ボタンの色や形も、クリック率に影響を与える大切な要素です。CTAは明確に目立ち、すぐに行動を促すデザインであるべきです。ファーストビューにCTAを置くことで、興味を持ったユーザーが迷わず次のアクションを起こせるようになります。

ファーストビューを設計する手順

lpファーストビュー_手順

効果的なファーストビューは、感覚的に作るものではなく、戦略的な手順に沿って設計することが大切です。ここでは、基本的な4つのステップを紹介します。

1、ペルソナ(ターゲット)を決める

最初に、このLPを「誰に」届けたいのか、具体的なターゲット像であるペルソナをはっきりと設定します。

年齢や職業、抱えている悩みなどを細かく決めることで、どのようなデザインや言葉が心に響くのかが見えてきます。ペルソナが曖昧だと、誰の心にも響かない当たり障りのないメッセージになってしまうでしょう。

もしターゲット設定を間違えてしまうと、その後のすべての努力が無駄になってしまう可能性もあります。この詳細なユーザー像が、以降のデザインやコピーライティングに関するすべての決定の指針となります。チーム内で共通認識を持つためにも、このペルソナ設定は不可欠なプロセスです。

2、伝えたいメッセージを整理する

次に、設定したペルソナに対して、最も伝えたい中心的なメッセージは何かを一つに絞り込みます。

多くの情報を詰め込みすぎると、かえって何も伝わらなくなってしまうからです。このメッセージは、LP全体を貫く「軸」となり、すべてのコンテンツの土台になります。あれもこれもと欲張らず、一番の強みは何かを考え抜くことが重要です。

この中心的なメッセージは、ユーザーがページを離れた後も心に残る、最も重要な情報でなければなりません。「この商品を使うと、あなたの〇〇という悩みが解決し、△△な未来が手に入ります」というように、ユーザーが得られる最も大きな価値(ベネフィット)を明確にすることが重要です。

3、どう表現するかを設計する

伝えたいメッセージが決まったら、それをどのようにビジュアルとコピーで表現するかを具体的に設計していきます。

メッセージを最も効果的に伝えられる写真やイラストは何か、最も魅力的に伝える言葉は何かを考えます。ペルソナが普段どのようなメディアに触れているかを参考にすると、デザインの方向性も決めやすくなります。

全体の配色や文字のフォントなども含めて、一貫性のある世界観を作り上げることが大切です。すべての要素が調和して連携し、中心的なメッセージを補強するように機能させるべきです。ビジュアルとコピーが一体となって、同じメッセージを伝えることで、訴求力は格段に高まります。

4、CTAを配置する

最後に、ユーザーが自然とクリックしたくなるようにCTAを配置します。ボタンの色は背景から目立つようにし、「無料」「限定」といった言葉でクリックするメリットを分かりやすく伝えることが効果的です。

また、ボタンを置く場所も重要になります。ユーザーの視線の動きを考えて、自然と目に入る位置に設置しましょう。ここまでの流れで高まったユーザーの興味を、スムーズに行動へと繋げるための最後の仕上げです。ここでの目標は、ユーザーにとって次のステップを明確で、簡単なものにすることです。

ファーストビューだけでなく、コンテンツの途中や最後にもCTAを置くことで、ユーザーが「欲しい」と思ったタイミングを逃さない工夫も大切です。

成果が出る!ファーストビュー設計のコツ

設計手順に加えて、さらに成果を高めるための3つのコツを紹介します。これらを意識するだけで、ファーストビューの訴求力は格段に向上するでしょう。

何のLPかがひと目で分かるようにする

ファーストビューで最も重要なのは、「このページが、誰のための、何の商品・サービスを紹介しているのか」がすぐに分かることです。

専門用語や曖昧な表現は避けて、シンプルで分かりやすい言葉とビジュアルで伝えるようにしましょう。また、広告文やバナー広告の内容と、LPのファーストビューの内容に一貫性を持たせることも忘れてはいけません。ユーザーは常に忙しく、少しでも分かりにくいと感じたらすぐにページを離れてしまいます。

明確さが鍵であり、曖昧さは混乱と高い離脱率を招くだけです。ユーザーに「違うページに来てしまった」と感じさせないことが、直帰率を下げる上で非常に大切です。

権威付けや信頼感を加える

ユーザーは、知らない商品やサービスに対して、どうしても警戒心を持ってしまいます。その不安を和らげるために、権威付けや実績といった要素を加えて信頼感を高めることが有効です。

例えば、「顧客満足度No.1」や「導入実績1,000社突破」のような客観的な事実を示すことで、ユーザーは安心してページを読み進めることができます。自社が語るメリットよりも、第三者からの評価の方がユーザーの心には響きやすいものです。

これらの要素は社会的証明として機能し、ユーザーに「自分は正しい選択をしている」という安心感を与えます。お客様の声やレビュー、メディア掲載実績なども信頼性を高める上で非常に効果的です。

魅力的なオファーや特典を掲示する

ユーザーの行動を強力に後押しするのが、魅力的なオファー(提案)や特典です。CTAボタンと合わせて見せることで、コンバージョン率の向上が期待できます。

「今だけ半額キャンペーン中」や「無料お試しセットプレゼント」など、「今行動することで得られる特別なメリット」を具体的に示すことが大切です。「期間限定」や「先着〇名様」といった言葉で緊急性を加えると、さらに効果が高まります。

説得力のあるオファーは、緊急性を生み出し、ユーザーが「ノー」と言いづらくさせます。魅力的なオファーは、購入を迷っているユーザーの背中を押す最後の一手になります。

まとめ

lpファーストビュー_まとめ

この記事では、LPの成果を左右するファーストビューの重要性から、具体的な構成要素、設計手順、そして成果を高めるコツまでを解説しました。

ファーストビューは、LPを訪れたユーザーとの最初のコミュニケーションの場です。ユーザーの課題に寄り添い、「このページは自分のためのものだ」と感じてもらうことができれば、離脱率を下げ、成果を大きく向上させることができるでしょう。

もしLPのファーストビュー作成や改善でお困りのことがあれば、私たちがサポートいたします。下記の問い合わせフォームから、どうぞお気軽にご相談ください。

▼お問い合わせフォームはこちら

この記事を書いた人

ウェブサークルのコンテンツ事業部が、日々の現場で感じたことやマーケティングのコツを、わかりやすくまとめて発信しています。
「ちょっと気になる」「知っておくと役に立つ」そんな情報をわかりやすくお伝えしています。

目次