MA(マーケティングオートメーション)とは?基礎知識や活用方法を解説!

更新日:2022.04.15 公開日:2022.01.17

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近年、頻繁に耳にするようになった「MA(マーケティングオートメーション)」
MAツールを導入している企業は、年々増加しています。
しかし、MAの意味を正確に答えることができる人は少ないと思います。
そこで今回は、MAの基礎知識や活用方法、おすすめのツールなどについて説明していきます。

  • 「MAを導入してみたいけどいまいちよくわからない」
  • 「おすすめのMAツールを知りたい」
  • 「MAをもっとうまく活用したい」

という方々におすすめの内容となっております。
自社にとって最適なMAを導入して使いこなすことができれば、マーケティングの質や効率が飛躍的に向上しますので、しっかり理解するようにしましょう。

MAとは

MAとは、マーケティング活動を自動化・可視化するためのツールやソフトウェアのことです。
マーケターが行う様々な業務の効率を良くし、仕組化の手助けをしてくれます。

サーバーにインストールするソフトウェア型や、ネットワーク上で動かすクラウド型など、いくつか種類があります。
値段も、数万円で導入できるものから数十万円かかるものまで、幅広く存在します。

MAを導入することで、一人ひとりの見込み顧客に最適なタイミングで最適なコミュニケーションを取ることができるため、効果的なマーケティングが期待できます。
特に、消費者の価値観や行動が多様化している現代において、一人ひとりの顧客と細かくコミュニケーションを取ることは非常に重要になっています。

それぞれのMAをしっかり比較して、自社にとって最適なMAツールを見つけましょう。

MAの主な機能

それでは、MAツールでできることを具体的に説明していきます。

リードジェネレーション(リード獲得)

リードジェネレーションとは、見込み顧客を獲得する段階のことです。

自社や商品・サービスを認知してもらうための機能や、一度でも接点を持ったことのあるユーザーに再度アプローチする機能などがあります。

例えば、ソーシャルメディアと連携して、SNSから自社サイトに誘導する機能や、資料ダウンロード・メルマガ登録のために個人情報を入力するフォーム・LPを制作する機能などがあります。

他にも、コンテンツ制作機能やイベント管理機能などが備わっているMAもあります。

リード管理

リードジェネレーションの段階で獲得したリードを管理することができます。
様々な施策でリードを獲得すると、形式がバラバラになってしまいます。

それを人の手で管理し、属性ごとに細分化させるのは非常に困難です。

しかし、MAを活用すれば見込み顧客を一元的に管理することができます。
例えば、サイト上の資料請求フォームから取得した顧客情報を自動でリスト化する機能や、逆にリストの中からメルマガの適切な送信先を抽出する機能などがあります。

属性や検討度合い、コミュニケーション履歴をもとにセグメントやタグ付けをすることもできます。

リードナーチャリング(リード育成)

リードナーチャリングとは、見込み客を育成する段階のことです。
獲得したリードに対して電話やメール、リターゲティング広告などを使い、購買意欲を高めていきます。

MAを活用すれば、顧客に対して最適なタイミングで最適なコミュニケーションを最適な方法で取ることができます。

例えば、属性や行動履歴からリストを作成してメルマガを配信する機能や、リードの WEB上での行動を知るためのトラッキング機能などがあります。

リードクオリフィケーション

リードクオリフィケーションとは、リードの中から成約確度・購入意欲の高いリードを抽出する段階のことです。
見込み顧客の成約確度が高いかどうかの判断基準が、感覚や過去のやり取りの記憶などになってしまうと、属人化してしまい、効率も悪くなります。

しかし、MAを活用すれば、リードの属性や行動履歴から簡単に抽出することができます。

例えば、メールの開封や資料ダウンロード、サイトの訪問や特定ページの閲覧などをもとにリードに点数をつけるスコアリング機能などがあります。

また、抽出したリストを営業部門に引き渡すSFA連携機能が備わっているMAもあります。

おすすめのMAツール

では早速、おすすめのツールを紹介したいと思います。

Salesforce Pardot

「Salesforce Pardot」は、アメリカのセールスフォース社が提供する、B2Bに特化したMAツールです。
全世界で15万社以上が導入している同社の他のツールと簡単に連携することができます。
特に、SFAの「Sales Cloud」と連携することで、見込み顧客の獲得から営業活動まで一気通貫して管理することができます。

 

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Marketo Engage

Adobe Marketо Engage

「Marketo Engage」は、B2B/B2C問わず全世界で5000社以上が導入しているMAツールです。
顧客一人ひとりとの関係構築に重きを置いており、見込み顧客の獲得から育成、リピート化までの流れを同一のプラットフォームで管理することができます。

 

>>公式サイト

SATORI

「SATORI」は、株式会社SATORIが提供している国産のMAツールです。
国内で900社以上の導入実績があります。
リードジェネレーションに強いのが特徴で、匿名リードのデータも管理することができます。

 

>>公式サイト

b→dash

「b→dash」は、ビーダッシュ株式会社が提供するMAツールです。
業界シェアNo.1を誇っており、業種業界や規模を問わず多くの企業が導入しています。
機能の多さと扱いやすさが特徴で、プログラミング知識がなくても簡単に操作が行えます。

 

>>公式サイト

Hubspot Marketing hub

hubspot

「Hubspot Marketing hub」は、インバウンドマーケティングに必要な機能をすべて搭載した、MAツールです。
ツール内で誰でも容易にコンテンツを制作することが可能です。
SEOに関するアドバイスをリアルタイムで確認することができるので、専門知識がなくても上位表示を狙うことができます。

 

>>公式サイト

Kairos3

「Kairos3」は、マーケティングと営業に必要な機能を兼ね備えたMAツール兼SFA(営業支援)ツールです。
見込み顧客の獲得の機能から、営業活動効率化の機能まで幅広く揃っています。
マーケティング部門と営業部門の連携を深めることで、より最適な事業活動が可能となります。

 

>>公式サイト

List Finder

List Finder

「List Finder」は、株式会社イノベーションが提供するMAツールです。
比較的安価で始めることができるのが特徴です。
専任のコンサルタントが支援してくれるため、MAを初めて導入する方におすすめです。

 

>>公式サイト

まとめ

MAについて理解できたでしょうか。
MAは、ただ入れればいいというわけではありません。
自社の課題を解決してくれる機能、自社にとって必要な機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。
また、導入後はMAをフル活用できるように、しっかり理解を深めましょう。
MAを使いこなして業務を効率化できれば、作業工数が格段に減るため、他の施策を試すこともできます。
ぜひ導入を検討してみてください。

 

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