ブランド買取業界のWeb集客方法を解説!成功のポイントは?

更新日:2022.03.17 公開日:2022.02.04

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近年、多くの企業が力を入れて取り組んでいる「Webマーケティング」
そろそろWebマーケティングに力を入れたいと思っている買取業者様も多いのではないでしょうか。
しかし、Webマーケティングと言われてもなにから始めればいいのかわからないという方も多いと思います。
そこで今回は、ブランド買取業界でWebマーケティングを成功させるために行うべき手法や、成功のポイントなどについて解説していきます。

  • 「ブランド買取業界でWebマーケティングをしたいけどなにをすればいいのかわからない」
  • 「ブランド買取業界でもっと集客数を増やしたい」
  • 「今行っているWeb集客の効果が感じられない」

といった方々におすすめの内容となっています。

是非最後までご覧ください。

ブランド買取業界の現状

引用

2020年に経済産業省が行った「経済構造実態調査」によると、中古品小売業の売上総額は約5,178億円となっています。 これは、2019年に行われた同調査の約5,047億円を上回る結果となりました。

【参照元】https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=dataset&toukei=00200555&metadata=1&data=1

 

また、リサイクル通信が独自に行ったリユース市場規模(CtoC事業含む)の推計によると、2020年の市場規模は2019年から2.5%増の2兆4000億円となっています。

中でも「ブランド品」は、2,464億円の市場規模を誇っています。

新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要が消失したことや、外出機会が減少したことから、2019年に比べて13.2%減少していますが、それでも「衣料・服飾品」に次いで2番目に大きな市場規模です。

引用

リユース市場は調査対象の2009年以降11年連続で拡大しており、2022年には3兆円規模、2025年には3兆5000億円にまで拡大すると予測されています。

【参照元】https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_6396.php

 

以上の調査結果から、買取市場は年々成長していることがわかります。

ネット販売によるBtoC事業や、フリマアプリ等によるCtoC事業は、特に拡大傾向にあります。

しかし、ネット販売の増加やフリマアプリの普及、新型コロナウイルスの影響などもあり、店頭販売による売上は減少傾向にあります。

そもそも、スマートフォンが普及し、情報収集やモノの購入をインターネットで行うことが当たり前になった現代において、店頭での買取・販売だけで事業を続けていくのは難しくなっています。

また、従来のマーケティング手法であるポスティングチラシや折り込みチラシだけでは、大きな効果を得られなくなってきています。

つまり、今後ブランド買取業界で成功するためには、インターネットの活用やWEB上でのマーケティングが必要不可欠となるのです。

ブランド買取業界でおすすめのマーケティング手法5選

それでは、ブランド買取業界で成功するために行うべきWEBマーケティング手法を5つ紹介します。

  • SEO対策(ホームページ)
  • MEO対策(Googleマイビジネス)
  • リスティング広告
  • SNS
  • LINEビジネスアカウント

それぞれの手法について解説していきます。

SEO対策(ホームページ)

SEO対策とは、検索結果の上位に自分たちのサイトを表示させる施策のことです。

SEO対策のメリットは、上位表示させることができれば長期的な資産となることです。

例えば「ブランド品 買取」というキーワードで検索結果の上位に自社サイトが表示されれば、多くのユーザーに自社のことを認知してもらえるようになります。

一方でデメリットは、上位表示させるまでに時間がかかることです。

SEO対策の効果が見え始めるまでには、最低でも3~6ヶ月かかります。

そのため、他の施策と組み合わせながら行うのがおすすめです。

MEO対策(Googleマイビジネス)

MEO対策とは、Googleマップの検索結果の上位に、店舗のGoogleマイビジネス情報を表示させる施策のことです。

MEO対策のメリットは、費用と時間がかからないことです。

Googleマイビジネスは無料で登録することができるので、店舗のある買取業者は必ず登録しておきましょう。

また、MEO対策はSEO対策よりも効果が見えるまでに時間がかかりません。

さらに、「地名+ブランド品買取」といったキーワードで検索している=来店する見込みが高いユーザーに訴求できるので、大きな効果が期待できます。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索結果の上に表示される広告のことです。

指定したキーワードで検索された際に、画面上部に広告が表示され、1クリックされるごとにお金がかかります。

検索する=興味があるということなので、リスティング広告では効果的な訴求が可能です。

例えば「ブランド品 買取」で検索している人は、すでにブランド品を売ろうと考えている人です。

この人に対して訴求できるのが、リスティング広告の大きなメリットだといえます。

ただし、検索数が多いキーワードだとクリック単価が高くなってしまうことや、広告に頼りきっていると広告費を止められなくなるということには注意してください。

ブランド買取業者がリスティング広告を出す際のコツとしては、「買取品目×地名」のキーワードを押さえることです。

この業界ではほとんどの競合が地名をキーワードとして指定しているため、地名は最低限キーワードとして押さえておきましょう

SNS

現代では、SNSによるマーケティングも欠かせません。

Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeといったSNSのアカウントを運用し、情報発信をすることで、認知の拡大、情報の拡散、ブランディング、ファンの獲得などが期待できます。

基本無料でアカウントを作ることができ、運用にも手間やコストはあまりかかりません。

ホームページよりも簡単かつリアルタイムで情報発信をすることが可能です。

また、SNSには広告機能もあります。

SNSにはユーザーのパーソナリティが強く反映されるので、それをもとにデータを分析し、細かくターゲティングすることができます。

LINEビジネスアカウント

LINEビジネスアカウントには、通常のトーク機能やタイムライン機能などに加え、一斉送信機能、クーポン機能、アンケート機能など様々な機能が備わっています。

また、LINE内に自社専用ページを作成したり、ブロック数や友達追加数などをもとにアカウントへの反響を確認できたりもします。

また最近では、スマホで撮影した商品の写真で査定を行う「LINE査定」を取り入れる買取業者も増えています。

簡単に査定を行うことができるため、ユーザーには人気の機能となっています。

ブランド買取業界におけるWebマーケティングの成功事例

ここでは、ブランド買取業界でWebマーケティングを成功させた「なんぼや」の事例について紹介していきます。

なんぼや(2011年創業)は、大黒屋(1999年創業)やブランディア(2004年創業)といった競合よりも後発の買取業者です。

しかし、SEO戦略に注力することで、2017年には大黒屋やブランディアの売上を追い越すなど、ブランド買取業界で躍進を続けています。

なんぼやは、サイトのドメイン評価が競合2社よりも低かったものの、徹底的なキーワードの調査・絞り込みを行い、情報量の多い記事を大量に作成することで、競合2社のサイト流入数を追い抜きました。

簡単なことではありませんが、後発でもブランド買取業界でWEBマーケティングを成功させることができるということが、この事例からわかると思います。

まとめ

ブランド買取業界でWebマーケティングを成功させるための手法やポイントについて理解できたでしょうか。

成長を続ける買取業界ではありますが、今後もこの業界で生き残り続けるためには、WEB上でのマーケティングがより重要になっていきます。

今回解説したことをしっかり理解し、WEBマーケティングに力を入れてみてください。

 

WEBマーケティングでなにかお悩みがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

             
kadota

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kadota

株式会社ウェブサークル代表取締役社長。愛媛から東京に憧れて上京してきた、という設定になっている。ゼリーと油と冷凍食品が苦手。 今年の健康診断でE判定がでて内視鏡検査を医者、家族、社員、親兄妹から受けるように言われている。

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