競合サイトの見つけ方と比較・分析の方法とは?

更新日:2022.03.30 公開日:2021.12.16

SEO・コンテンツ

近年SEOのアルゴリズム精度は向上し続けており、ますますコンテンツの内容や質に重点を置いたページが評価されるようになっております。

あらゆる分野においてサイトが飽和しつつある現在、既に高い評価を得ている競合サイトを上回ることは難しく思われるかもしれません。

競合サイトの分析を行うことで「なぜこのサイトが高い評価を得られるのか」という高評価を得るうえでのヒントを得たり、自社が攻めるべき競合サイトの対策が甘い部分を把握することが出来ます。

また、競合サイトを分析することのメリットは、単に自社のサイトをより優れたものにすることに留まらず、

  • 競合他社の戦略や提供価値を推測し、自社の独自性や戦略の策定に活かすことが出来る
  • 高評価を得ているサイトから、ユーザーのニーズに関してヒントを得ることが出来る

といった、自社の差別化や戦略の策定に活かすことの出来るインプットが得られます。

今回はこの競合サイトの見つけ方と比較・分析の方法に関してご紹介いたします。

比較・分析する競合サイトの見つけ方

競合サイトを分析する上で、最初のステップは「競合サイトを設定する」ことから始まります。競合サイトを設定する方法は、主に下記のものになります。

  1. 自社が上位表示を狙いたいキーワードで検索を行う
  2. 競合サイトの分析ツールを使用する
  3. 自社が上位表示を狙いたいキーワードで検索を行う

まずは自社が重視するキーワードを設定し、そのキーワードを検索します。この際キーワードをするものは自社が強みとしているもの、あるいは弱みと認識しているもの、また今後重点的に取り組んでいきたいものなど、複数設定することをお勧めします。

キーワードは短く1つ、あるいは最大でも2つまでの組み合わせが望ましいです。またこの際キーワードの表記を意識する必要もあります。例えば「エビ」と検索したい場合は、カタカナ表記の「エビ」以外に「えび」「海老」など複数のパターンが考えられます。こうした表記の違いでも、例えば「ヘアカラー」を「カラー」と検索するか、「毛染め」と検索するかで若年/高齢といったターゲットの違いが生まれる恐れがあり、注意が必要です。

またキーワード検索を行う際は、Googleのシークレットモードを使用しましょう。シークレットモード無しで検索を行う場合、普段の検索結果や自身のパーソナリティが検索順位に影響を与えてしまい、純粋な検索順位を測ることが出来なくなります。

競合サイトの分析ツールを使用する

Google Chromeのプラグインでにある「Similar Sites」では、分析したいサイトのURLを入力するだけでその競合サイトを割り出すことが出来ます。

注意が必要なのは、Similar Sitesが海外で制作されたサイトであるため海外サイトが表示されやすく、精度の高さには限界があります。そのためキーワード検索の後補助的に使用することをお勧めします。

その他、「Googleトレンド」を利用すればキーワードの検索数を調べることが出来、まだ多くの競合が参入していないニッチな領域を見つけることが出来ます。リソースが限られている多くのサイト運営者にとって、市場は小さくとも高い競争優位性を発揮しやすいニッチ領域を見つけることは非常に重要になってきます。

競合サイトのデザインを比較する

サイトの評価を左右する重要な要素として、内容と同等に重要なのがサイトのデザインです。

サイトのデザインは「色彩」「画像」「レイアウト」によって構成されており、分析する際には「このサイトは見やすいな」と直感的に感じられるかどうかが一つの基準となります。見やすいと感じられたサイトがあれば、3つの構成要素のうちどれが優れているのか?ということを分析し、自社サイトに活かすことが出来ます。

特にTOPページはサイトの顔とも言える存在であり、文字ばかりを入れるのではなく、レイアウトや画像の使い方に拘ることでより直感的なメッセージをユーザーに伝えることが出来ます。例えば自社がフィットネスジムを運営しており、女性の流入に課題があると感じているのであれば、女性が利用しているシーンの画像を挿入したり、サイト全体に優しい色彩レイアウトフォントを使用することで女性ユーザーへのアプローチを改善することが出来ます。

競合サイト分析からマーケティング戦略を改善する

競合サイトの分析によって、競合のマーケティング戦略を把握することが出来ます。

マーケティング戦略は主に、マーケティング・ミックスと呼ばれる4つの「P」から構成されます。

  1. Product(市場提供物)
  2. Price(価格)
  3. Place(販売チャネル)
  4. Promotion(販促等のプロモーション)

Productは、そのサイトの運営者がユーザーに提供する商品やサービスを指します。また記事の内容などもユーザーに対する提供価値なので、これに含めて考えることが出来ます。

競合のProductには、競合他社の差別化要因・競争優位性が含まれており、そうした要素を把握したうえで、自社が提供する価値に対し改善を行うことが出来ます。

ここで重要となってくる概念が、「USP」というものです。

USPとはUnique Selling Propositionの略であり、自社製品の持つ独自の強みとなります。

 

USPは

  • 他にない独自のものである
  • 顧客にとってメリットやベネフィットがある
  • その商品を選ぶ理由となる

という特徴があり、競合と差別化出来る「他社にはマネできないもの」が理想です。

逆に言えば、競合サイトを分析することで、この競合のUSPを把握することが出来、今後の戦略策定において有用な示唆となります。

 

Priceは文字通り製品の価格になります。多くの場合価格はユーザーにとって重要な情報であるため、前述の競争優位性に大きな影響力を与えます。

ただ注意点として、価格を下げることによってユーザーの中に「参照価格」という心理的な基準が生まれてしまい、下げることは容易でも価格を上げることが困難になる可能性が高いです。そのため容易に価格を下げるのではなく、価格以外の競争優位性を築くことで高価でも購買してもらえるよう促すことが望ましいです。この際、競合他社が行っているキャンペーンやプレミアなどのPromotionを分析することで、自社製品の価格を下げずに収益性を高める販促策を知ることが出来ます。

 

Placeはサイトの場合、ユーザーの流入経路やECのショッピングカートなどが該当します。特にショッピングカートにはその使用体験、いわゆるUX(ユーザー・エクスペリエンス)の影響が大きく、お金が関わるだけあって信頼感のある、操作がシンプルなものとなるよう意識する必要があります。こうした「使いやすい」「信頼感がある」ショッピングカートも、評価の高い競合サイトのショッピングカートなどからヒントを得ることが出来、自社サイトの改善に繋がります。

 

ECサイトで競合分析をする場合、必ずしも自社の競合ではなく、他の分野で評価の高いECサイトから探した方が、より優れたデザインのヒントを得ることが出来ます。

まとめ

競合サイト分析を行うメリットや手法、その際に意識しておくべきフレームワークなどを紹介しました。まとめとして、

 

・競合サイト分析を行う目的を決める

・自社が重視するキーワードを設定する

・競合サイトを設定する

・競合サイトの強みの源泉である「サイト内容」「デザイン」を分析する

・競合サイトのマーケティング戦略を把握する

・上記の分析結果を自社の今後の活動に活かす

 

上記が主なステップとなります。

詳しい競合調査の依頼はウェブサークルにお任せください。

 

             
SUMIDA

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SUMIDA

WEB CIRCLE MEDIAの編集者の隅田です。主にWEB広告関係やSNS関係の記事を投稿しています。

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