Core web vitalsがGoogleアップデートで重要指標に

更新日:2021.12.28 公開日:2021.07.07

SEO・コンテンツ

つい先日の7/2にGoogleコアアップデートが行われました。
6/3の第1回目に引き続き、1か月の期間を空け2度目のアップデートとなっています。
今回のアップデートは1〜2週間で完了予定とされていますが、すでに順位に変動が起きているサイトも散見されました。

この記事では、今回のGoogleコアアップデートで重要視されている指標についてご紹介します。

 

3つの指標:Core web vitals

GoogleコアアップデートではCore web vitalsという3つの指標も組み込まれることになっています。
これはランキングを決める要素の一つで、ページが優れたUX(ユーザー エクスペリエンス)であるかどうかを測るものです。

その3つは以下となります。

 

Largest Contentful Paint(LCP)

引用元:https://web.dev/lcp/

ページが表示され、操作ができるまでにかかる時間はどのくらいかを表す指標です。
LCPの値が小さければページエクスペリエンスが良いとされています。
2.5秒以内はGOODの評価になります。

 

First Input Delay(FID)

引用元:https://web.dev/fid/

ページを訪れて、最初にクリックなどの操作をしたときの反応の速さを表す指標です。
初めの操作で不満があると離脱などに繋がってしまうため、重要視されています。
0.1秒以下をGOODとしています。

 

Cumulative Layout Shift(CLS)

引用元:https://web.dev/cls/

ページのレイアウトが安定しているかを表す指標です。
急に出てくるポップアップ広告も、ここでは悪い評価に繋がります。
レイアウトの変動数は0.1以下がGOODとされています。

 

これら3つはすべてユーザー目線の指標であり、サイト内部の最適化で対策ができる指標となっています。今回のアップデートの影響を受けて、順位が下がってしまったサイトは内部対策を行うことをおすすめします。
ですが、ページエクスペリエンスが良くなくても優れた情報を持つページは優先されることから、コンテンツの質を高いものにすることの方が最優先のように感じます。

まずは1〜2週間様子を見て順位が下がってしまったサイトは対策を行ってみてください。

参照:https://developers-jp.googleblog.com/2020/05/web-vitals.html

             

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webcircle

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